令和元年度年度取組事例集

取組団体


飯樋復興有志の会
代表者 荒 利喜さん


取組名称


山中郷ウォークラリー


取組の概要

 震災と原発事故によって長い避難生活を余儀なくされ、地域コミュニティが失われてしまいました。こうした状況の中で地域復興を図り、地域コミュニティを再生させるための取組を行いました。飯舘村の地域住民のほか、域外住民も対象とし、地域の歴史文化や先人の労苦に思いを馳せるために、3時間をかけて地域の名所旧跡を巡り歩くウォークラリーを実施しました。ウォークラリーの後には交流会も開催しました。

 

取組の様子

 飯舘村に集合し、旧古戦場、塩の道、神社仏閣、旧宿場などの地域の名所旧跡を、飯舘村文化財愛好会の方による解説を聞きながら約3時間をかけて巡り歩きました。地域の先人たちの苦労や功績を知ることができ、郷土への想いを深めるきっかけにもなりました。また、参加者が共に地域を歩くことで連帯感を生むこともできました。飯舘村ならではのウォークラリーを実施することができました。飯舘村の全戸にチラシを配布したことにより、当日は200名の参加がありました。今回子供たちの参加が比較的少なかったため、今後は子供たちの参加を促す工夫、地域の魅力が伝わる工夫について考えていきたいです。

 ウォークラリーの終了後には飯樋町集会所前庭で交流会を開催。地域の「飯曽小唄」を参加者全員で合唱しました。その後、飯舘村文化財愛好会の方から「飯樋の思い」を披歴していただき、地域への愛着を深める機会となりました。この他に郷土芸能や舞踊などを楽しみ、参加者の郷土愛と連帯感の醸成を図ることができました。

実施者の声

 参加者の皆さんと地域を共に歩き、史跡を巡ることで郷土愛と参加者間の連帯感を強くしました。また先人の想いに触れることで士気も高まり、復興への原動力に大きく寄与することができました。子供たちの参加が少なかったため、子供に魅力ある企画も検討します。地域の歴史文化に関心を高めることは、復興に欠かせない大切な取り組みだと考えています。

参加者の声

「地域の史跡を巡ることで、故郷への思いを深めることができました」

「郷土芸能に出演するために、1か月前から練習をはじめていましたが、震災後にみなさんと飯舘で飯曽小唄を踊れる日が来たことをとても嬉しく感じました」