令和4年度取組事例集

取組団体


いわきなみえクラフト会
代表者 田村 栄子さん


取組名称


いわきなみえクラフト会


取組の概要

 震災後、浪江町からいわき市に避難し生活をしていましたが、当初は地域の方との交流も少なく、寂しい生活を送っていました。しかし、市内に町民が集まる場所が開設されたため、町民が集まって、浪江弁で楽しく、気兼ねなく交流できる機会をつくろうと思いました。そこで、町民同士が絆を深め、情報交換をすることを目的に、クラフトテープを使って気軽に作品作りができる会を実施しました。


取組の様子

 浪江町いわき出張所隣に私たち町民が利用できるなみえ交流館があります。この場所を利用して、月に2回、講師を招いてクラフトテープによる作品作りを行っています。活動は9年目となり、今では、生徒の技術も向上し、素晴らしい作品を作ることができるようになりました。また、この会を通じて町民同士が絆を取り戻すことができ、作品作りは生きがいにもなっています。さらに、当初は避難してきた浪江町民による会でしたが、現在では、いわき市民の方々も多数参加されています。作品づくりを通じて、多くの人と交流を図りながら、互いに情報交換をし、次の活動につなげていくことができています。

 また、今年度は浪江町にある道の駅なみえや、浪江町地域スポーツセンターで開催される十日市祭、なみえ交流館での館内展示について依頼を受け、会員の作品を多数展示しました。会員が心を込め制作した作品には多くの方から賛辞をいただくことができ、会員のやりがいを創出する機会となりました。

実施者の声

 これまで当会は会員同士が助け合いながら、いつも和気あいあいと楽しく活動してきました。9年目を迎え、会員の技術も向上しました。何よりも浪江町民の絆を取り戻すことができました。今後も、日々に感謝しながら、会員のみなさんの生きがいづくりに貢献するために、故郷を想いながら活動を続けていきます。

参加者の声

「今では月二回の教室が待ち遠しいです。これからも自分の生きがいです」

「次々と作品が完成するのが嬉しいです。皆さんとの活動は生きる励みです」

「いわき市民として快く教室に入れていただき感謝しています。町民の温かい気持ちと作品制作に喜びを感じながら頑張ります」