令和4年度取組事例集

取組団体


ハナミズキの会
代表者 猪狩 とみ子さん


取組名称


みんな元気に、復興歌謡祭 2022


取組の概要

 震災前に富岡町で歌のレッスン教室に通っていた町民が中心となり「復興歌謡祭」を企画しました。歌うことを趣味・生きがいにしていた町民がステージに立ち、浜通りに帰還された町民が観客となり、町民による町民のため歌謡祭を開催することで、この地域で生まれ育ったことや、帰還できたことの喜びを参加者全員で共に分かち合い、震災前の賑わいを回復することを目的に取組を実施しました。


取組の様子

 歌謡祭は富岡町の文化交流センター「学びの森」大ホールで開催しました。参加者は震災の影響で一時は避難を余儀なくされましたが、現在は地元に戻ってきた地域住民です。また、富岡町が共催し、福島民報社、民友新聞、福島中央テレビが後援するなど、地元企業の応援を受けることもできました。

 歌謡祭の出演者は総勢50名で、観客席は午前、午後ともに250席がほぼ満席となりました。回収したチケットは延べ270枚でした。

 双葉郡内からは30組が出演し、懐かしさあふれる歌謡曲を次々と歌い上げました。また、ステージには、町にゆかりのある団体も友情出演しました。歌謡曲の著名人もゲストとして登場しステージを盛り上げました。当日は誰もが歌い、踊り、笑い、手を叩くなどし、ステージと観客が一体となる活気に満ちた時間を過ごす事ができました。5時間に渡るステージの最後は、会場全員で合唱し、参加者は復興に向け、みんなが元気になれる地域のつながりを感じることができました。

実施者の声

 会場には富岡町、楢葉町を中心に、双葉郡の各町や県外など幅広いエリアからの参加がありました。客席は終日満席で、参加者からは「来年も開催してほしい」という声が聞こえてきています。多くの方に喜んで頂けるものとなりました。歌謡祭を通じて出演者も観客も一体となることができ、震災前の地域のつながりを再確認する機会を創出することができました。

参加者の声

「初めて大ホールで歌うことができた感動は、一生の思い出になりました」

「震災前からの知己の仲間たちがステージで生き生きと歌う姿を見て、感動しました。次回は私もステージで歌ってみたいと思い、楽しみが増えました。」

「次年度の開催を待ち望んでいます」