28年度取組事例集

取組団体


松川第一仮設同好会
代表者 赤石澤 榮さん


取組名称


松川仮設笑顔あふれるつながり同好会


取組の概要

 東日本大震災に伴い、全村避難となった飯舘村民の多くが生活する松川工業団地第一・第二仮設住宅。年々少なくなる仮設住宅内での集いを復活させるため、お笑い・カラオケ同好会を作りました。同好会ではお笑いや歌の練習を行い、定期的にお披露目することで仮設住宅内に活気を取り戻し、来年予定されている飯舘村避難指示解除後の帰村に向け、住民同士のつながりを強めています。

 

取組の様子

 お披露目会の当日、松川工業団地第一・第二仮設住宅の住民が協力し、早朝から会場設営を行いました。ただお披露目会に集まるだけでなく、準備から片付けまで住民が協力して行うことでつながりを強めるきっかけとなりました。
 この同好会を作り、定期的に集い、お笑いや歌の練習を行うことで仮設住宅内に共通の話題ができ、笑顔や活気を取り戻しつつあります。
 今後は、この同好会で飯舘村への帰村準備や帰村後の復旧に向けた話し合いもしたいと考えています。

実施者の声

「同好会のお披露目会は、松川工業団地第一・第二仮設住宅に住んでいる飯舘村民が元気になり、活気を取り戻すことで、避難指示解除後の帰村に向けて頑張れるようにという思いを込めて開催しました。この取組をきっかけに村民が前向きな気持ちになることを願っています」

参加者の声

「今回のお披露目会のおかげでこの仮設住宅から引っ越してしまった人たちとも顔を合わせることができました。久しぶりに会うことができ、元気が出ました。これからもこのような取組を続けてほしいです」